溺愛サンクチュアリ

本日はキスの日だそうです。

ふりーだむ☆ゲリラ企画!キスの日SSがあのお宅でも、あのお宅でも読めますよー!
是非是非ロマンチックなKissを堪能して下さいませ❤︎

そして拙宅。

……
………すぅ(大きく息を吸い込んで)

軍服萌えのーーーーー!
みーなーさーまーーーーっ!

スッゴイの持って来ましたよ!ほんと凄いの!(興奮)



えーと、あれは確か年初だったと思うのですが。
今年の目標は半裸陛下を書く!と仰ってたダリ子様に、「で、では軍服半裸陛下を…!」と我欲丸出しなお願いで便乗致しました。
ただ私のお願いを「あっこれホンキのやつや」と敏感に察知したドSなダリ様が、焦らしプレイを発動させてですね。

もうなっかなか描いて下さらなかっ……モゴッ(良好な関係保持のため自粛)

でもようやく!ついに!
念願の軍服半裸陛下を手に入れたのです〜〜〜!(感涙)

もうほんと破壊力ハンパないです。
ご覧になる方はキゼツしないようご注意くださいね。特に陛下スキーな皆様!←私


ではでは早速、色香ダダモレの軍服半裸黎翔さんは〜〜コチラ!


↓     ↓     ↓     ↓






軍服Rさん




ぐふふ〜〜(〃゚艸゚)

ええ、あまりの色男ぶりに腰砕けになりますね。分かります!
入手した時、私も本気で動揺しましたので(悶)
何回見ても胸が高鳴る、私には勿体無い素敵イラストです。ダリ子様、本当にありがとうございました!

という事で、このイラストに妄想を膨らませて書いたキスの日SSです。
一応このイラストをSS内のワンシーンとして書きましたので、どの場面かなぁと探しながら読んで下さってもよし、もう絵だけで満足!とこのまま素敵イラストを朝まで見つめて頂いてもよしという事で←

久しぶりの王女シリーズです。どうぞ!




【身分逆転】
【現パロ】
【キャラ崩壊】
【捏造満載】
【安定の大人風味】



ぷっくー。


座って頬を膨らせたままの王女の姿見て、李順は聞こえる様に大きな溜息をついた。

「……夕鈴様」
「なによ」
「お気持ちは分かりますがね…、もう少し不機嫌さを隠せないもんですかねぇ」

諭すように告げてくる側近をキッと睨みつけ、夕鈴は大きく息を吐いた。

「……だからこうやって、控室に戻って来たんじゃない。広間ではちゃんと愛想良く頑張ったわよ」

どことなく覇気のない王女の姿に、李順はおや?と違和感を感じた。

(いつもなら全身で苛立ちを表現するこの方が大人しいとは…珍しい)

国王陛下の即位記念日を祝う為、王宮では盛大な晩餐会及び交流行事が催されていた。国内外から沢山の関係者が招かれて、かつてない程の華やかな賑わいを見せていたのだが。

「……彼の容貌なら、ある程度注目を集めるのは仕方のない事ですよ」
「だっだからって、あんなに女性達が群がって…っ!キレイなお姉さん達があの手この手で誘惑して、王女様の婚約者だなんて知りませんでしたって、後で絶対そう言うのよ!」

ウルっと瞳を濡らした夕鈴に、李順は呆れたようにため息をついた。

「仮にそうだとしても、珀が相手にする訳ないでしょう」
「……分かんないわよ。黎翔だって、まんざらでも無さそうだったし」
「え?」

椅子から突然立ち上がり、夕鈴は早足で扉へと歩き出した。

「あっ夕鈴様、どちらへ?」
「ちょっと部屋に戻って頭冷やして来る」

バタンッと勢いよく閉められたドアをしばらく見つめた後で、李順は大広間へと足を向けた。

(よく分からないが…今日の夕鈴様はおかしい)

これはマリッジブルーというものだろうか。
女心は移ろいやすいと言うが、我が主の心も相当に変化が激しい。

「こういう時は…やはり当人に任せるのが一番良いでしょうからね」


シャンデリアで明るく照らされた広間では、大勢の招待客が歓談のひと時を楽しんでいた。その中でも一際目立つ、背が高く見目の良い男に____


李順は歩み寄り、そっと耳打ちした。





長い回廊を抜けて自室に戻った夕鈴は、部屋の奥にひっそりと佇む小さな扉を勢いよく開けた。真っ暗で何も見えないが、途端に広がる芳しいバラの香りに夕鈴はゆっくりと息を吐いた。

扉のすぐ横に備え付けられたスイッチを押せば、壁灯が周りをぼうっと淡く照らし出す。そこに広がるのは幾百の薔薇と、丹精込めて育てているハーブの数々。

(やっぱりここが一番、落ち着く……)

女の子なら『秘密の花園』も必要でしょうと、父と仲の良い建築家が私が生まれた時に作ってくれたガラス張りの温室だ。天井はドーム型になっていて、アールヌーボー調の曲線の装飾が個人的にはとても気に入っている。中央にはラタンで作られたテーブルと椅子がこじんまりと置かれていて、ここでハーブティーを飲むのが日課になっている。

普段なら上を見上げればガラス越しに星が見えるが、今日は王宮の照明が明る過ぎて見えない。少し残念に思いながら、夕鈴は部屋から持って来た熱湯入りのポットとティーカップをテーブルに置き、棚に干していたワイルドローズを手に取った。

「もう、イライラしてる時は、これっ」

ぽいっと乾燥したワイルドローズを数個ポットに入れて、しばらく蒸らす。やがて甘い香りが漂い始めると、夕鈴はカップに注ぎ少しずつ口にした。

全身を温かく包むバラの香りに、刺々しかった心が徐々に溶かされていく。と同時にやはり婚約者の事を思い出し、落ち着いた心は怒りよりもむしろ切なさを紡ぎ出していた。

(いつまで経っても、結局自信がないのは、私……)

軍服の正装に身を包んだ彼が、破壊的にカッコ良いのは分かりきっていたことで。
女の人達にもてはやされる彼を見て、自慢に思える位余裕のある私だったら良かったのに。盗られるんじゃないかって心配して、彼が心変わりするんじゃないかって不安になって。

どうしようもない嫉妬に揺れる私の心は____


(絶対醜い…きっと世界一醜いと思う)


コツン、とテーブルのガラスに額をつけてうつ伏せた途端、ガチャリと音がして温室の扉が開いた。

「ああ、やっぱりここにいた」

その声を聞いて、夕鈴はガバッと顔を上げた。

「………黎翔……!」





生い茂る薔薇とハーブを避けながら慣れた足取りでテーブルまで歩いて来ると、黎翔は夕鈴を軽々と膝に乗せて椅子に座った。


「婚約者を置いて部屋に戻るなんて、酷いな。ティータイムなら誘ってくれれば良かったのに」

爽やかに向けられる笑みにも、今は笑い返す気にはなれない。

「……楽しそうにしてたじゃない。女の人達に囲まれて」
「来賓という事は名だたる名家のお嬢さん達だろうから、無視出来ないだろう。君の為だよ。もしかして妬いた?」

ギュッと優しく抱きしめられて、少しだけ本音を漏らす。

「かなり……妬いた」
「君だけを愛してるってこれだけ言っているのに?」
「だって…黎翔カッコ良いんだもの。私はフツーな容姿だし。王女じゃなかったら見向きもされないのかな、とか色々…考えちゃって」

すると頭の上で、大きく息を吐く気配がした。

「君は可愛い。誰が何と言おうと可愛い。世界一可愛い。納得いくまで何千回でも言ってあげる。それに……」

覗き込んでくる瞳にどこか切ない光をしのばせて、黎翔は夕鈴の頬を手で包んだ。

「むしろ君が王女じゃなかったらどんなに良かったか、と今でも思う。そんなに可愛いのに高嶺の花というステイタスまでついたら、群がる男は幾らでもいる。俺の嫉妬深さは…君もよく分かってると思うけど」
「……でも変わらない愛なんて、信じられない」
「今日はかなり食い下がるね。信じる信じないなんてそれはもう個人の領域だから、何も言えないな」

優しく突き放すような言葉に、夕鈴は思わず目を潤ませた。

「……だけど結局は、信じたいか信じたくないか、それだけ。少なくとも俺は…貴女との明るい未来を信じたい、と思いますね」

いつの間にか敬語になった黎翔を見上げると、いつもの獰猛な眼差しがこちらを見下ろしていた。

「……ああ本当に、可愛い。そうやって何度でも俺を困らせて、何度でも愛の言葉を吐かせたらいい。生涯側にいて、死ぬほど俺の愛を分からせてあげますよ…『王女様』」

その言葉に、夕鈴はサーっと青ざめた。

(え?私いま何のスイッチ入れた??いやとにかく、ここで押し倒されたら困る!)

「わっ分かった!ものすごく分かったから!ねぇ、広間に戻る前にお茶でも飲んでいかない?」
「お茶?」

テーブルに視線を移した黎翔がポットの蓋を開け、すぅと香りを吸い込んだ。

「玫瑰花茶」
「よく分かったわね。ローズティー、瑠霞夫人も飲んでたのかしら?リラックス出来るから、黎翔も飲んだらいいと思うの。大勢の人を相手にして、疲れたでしょう?」

もう一つカップを取りに行こうと立ちかけた夕鈴を再び腕の中に抱え込み、黎翔は唇が触れそうな距離で囁いた。

「カップは要らない。君が飲ませて」
「は?」
「口移し。そしたらもっと癒されるから」
「………」

(じ、地雷踏んだーーー!)

ボンッと赤くなった夕鈴の唇にティーカップを近付けて、婚約者は妖艶に微笑んだ。

「ほら、口に含んで」

どこかからかうような口調に悔しさが募るが、自分でキッカケを作ってしまったのだから仕方ない。されるがままにローズティーを口に含んだ夕鈴は、そっと黎翔と唇を重ねた。

膝に乗った姿勢のおかげで上になり、流し込むのは楽だった。

ゴクリと音を立てた喉が、何だか艶かしい。そのまま離れるのを許される筈もなく、角度を変えながら重ねていた唇はやがて、貪るように互いを激しく溶かし合い___

絡まる舌に、全身が酔わされていく。
時に優しく包むように、時に強引に力強く蠢めく舌遣いに吐息が段々熱くなっていく。

(彼自身がまるで、薔薇みたい……)

棘に刺されたように胸が痛むかと思えば、蕩けるように甘く私を酔わせていく。

そうやって翻弄される私もまた、彼に少しの痛みと甘い快楽を与えているんだろうか。そう考えて薄っすらと喜びを覚えてしまう私は、薔薇たちの芳香にすっかり酔わされていたのだと思う。

「………っ、ん……っ」

長く執拗なキスで力の抜けた私の胸元に、黎翔の手が這わされた。

「……ダメ…黎翔、私、広間に戻るつもりで…っ」
「もちろん俺も戻るつもりですよ。でもよく考えたら…いい考えだなと思って」
「な、何が」
「ここで、貴女を芯から蕩けさせて…二人で何をやってたか、周りに知らしめるのも悪くないなと」

スッと立ち上がった黎翔が、私を椅子に座らせて自ら軍服のボタンに手をかけた。

「ここで…って、ガラス窓……」
「ああ、貴女の喘ぐ姿を誰かに見られたら困るから…もちろん明かりは消して」

扉まで行った黎翔がパチンと灯りを消すと、隣の部屋からわずかに差し込む光と王宮の照明だけが淡く温室を照らした。

「へ、部屋に戻ったらいいじゃない…ベッドもあるのに」
「こういう場所の方が燃える。王女様は…そう思わない?」

そう言ってこちらを妖艶に見つめながら、自らの体を露わにしていく婚約者の姿に、どうしようもなく煽られる。

(って、私が煽られてどうするのよ…っ!女なのに!)

でも目が離せない。
むせかえる様な濃厚な香りに包まれて、体がゆっくりと熱を帯びていく。


「俺を狙う女にも、貴女を狙う男にも…入る隙はないんだと、見せつけてやりたい」


苛立つ様に彼が言い放った言葉に、身体が素直に反応した。
ゆっくりと床に押し倒されて唇を貪られれば、抵抗などできる筈もない。煽られた独占欲が、嫉妬心が、心の底から彼を求める。

「いつだって、何度だって愛を伝えてあげる。君がそう望むなら」
「れい、しょ……」


ああ、そうか。
私はただ、甘えたかったんだ。

一枚上手な婚約者の首筋に手を回し、夕鈴は天井の夜空をガラス越しに仰いだ。

どうしようもなく切なくて、どうしようもなく苦しい時もあるけれど___


身体に狂おしい愛撫を落としていく大きな身体を抱きしめて、その背にそっと爪を立てる。




あなたはわたしのもので、わたしはあなたの、もの。

そのシンプルで奇跡的な幸せに、私は永遠に溺れ続けたい。





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溺れて〜〜〜\(//∇//)\
夕鈴が煽られるって新しいっ!!
でも、あんな色気が溢れる陛下なら仕方なーい!!
寧ろ原作の夕鈴が何故拒否れるのか謎←

ダリ子様の絵がもう、最近本当に腰にくる←←
色気陛下もっともっと!!とお伝えくださいませ!

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No title

本当にとびっきりロマンチック!

サンクチュアリでむせかえりそうな薔薇の香の中で溶けあう二人がたまりません。

そして、黎翔さん自分の魅力が分かってやってますよね?
もう、やることなすことイケメンは困るっ←

ダリ子巨匠の悶絶イラストもご馳走さまでした♪

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No title

ぎゃ~~!!軍服!腹筋!!胸筋!!!
御馳走様です。涎が滝の様に←←←w

。。。サンクチュアリで聖○士を思い出した私は脳の萎縮がはぢまっていると思われます(笑)昔の事ばかり良く覚えてるってねww


うん。イケメンは総てを凌駕するのです!イケメンこそ正義!!←

うわ~~いwごちでした~~~(*´▽`*)

Re: こういう場所が萌える

kyoko様。コメントありがとうございます♪

また人と違うとこに注目して…っ(・∀・)
でもそうなんですよね。軍服っていうイケメンアイテムが目眩しになってるけど、よ〜く読んだらヤバイ人なんですよね←認める
王女さまは順調に調教され…じゃなかった色々学習なさっておいでです。笑。
また書けたらいいな。新婚編とかね!

ダリ子様の絵は本当、素晴らしいですよね〜(〃▽〃)

Re: タイトルなし

まんまるこ様。コメントありがとうございます♪

夕鈴煽られちゃいました(≧∇≦)
もしかして私、自分を王女さまに投影しちゃったのかしら←
あんな色気にあてられたらね、ウブな子ほどすぐに堕ちそうなものですけどねぇ。
やっぱり原作夕鈴は芯がある!

この頃、ダリ子様の描かれる陛下はsexy過ぎて直視出来ません。。。
もっともっと、もっと!描いて欲しいですよねー!

Re: No title

ますたぬ様。コメントありがとうございます♪

はうっΣ(゚д゚lll)
む、昔のお話を…!それは有り難いような嬉しいようなむず痒いような←
結構どれも長いんですよね。今回王女シリーズをサラリと復習しましたが、うん、時間かかった。。。
いつもありがとうございます〜。

このシリーズの二人は、見てて「ケッ」と言いたくなるイチャップルを目指してます。
ダリ子様の絵はいつ見ても何度見ても堪能できますよね( ^ω^ )

Re: No title

のべ様。コメントありがとうございます♪

ロマンチックな設定や舞台を考えるのは大好きです♡
現実で手に入らないから、妄想だけでも←
黎翔さんは自分の魅力も分かってるし、王女さまが自分のどういうトコに弱いかも全部お見通しなカンジですね。
全て計算済みな策略家(〃゚艸゚)

悶絶イラスト、たくさんウマウマして下さいませ☆

Re: No title

みね様。コメントありがとうございます♪

ぐんぷく〜〜
バンザーーーイ*\(^o^)/* ですよね!!!
もうお店で万歳三唱してイイよ!許します!←

夕鈴の新しい一面…普通はそうなりますよね?だってあんな色気タップリなんだもの。
原作夕鈴はどうなのかな〜〜。翻弄は、されてますよね。
うん、きっと私達の見えないところで煽られてるはず(//∇//)

Re: No title

行様。コメントありがとうございます♪

そう、腹筋!胸筋!半裸の醍醐味!←
私あれ読んで(見て)なかったんですよね〜。有名だったから勿論知ってるけど。今ググったら、ギリシャ的な話だったんですね!読めば良かった。。。←ギリシャ神話スキー

イケメンは〜正義!全て許される!
特に私達のような、憧れる段階を超えて愛でる段階になった世代は( ̄▽ ̄)

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Re: No title

くれは様。コメントありがとうございます♪

ちょいムリ目の旦那さま…ウケました(≧∇≦)
会場に戻る際には、狼さんの牽制がしっかり表れてることでしょう。李順さんは「ふ…思惑通りですね」ってメガネくいってやってそうです←既にイチャイチャ免疫がついてる
ダリコ画伯の絵は、ちょいムリ目な婚約者も超イケメンになるマジックつきです…!

くれはさんから頂いた王女リク、覚えてますからねー。
機が熟したらいつか…!(^-^)
プロフィール

Author:さり奈
狼さんと兎さんの恋模様を妄想するのが大好きな、単なる主婦のSS保管書庫です。原作設定、現パロ、ファンタジー、割と何でも書いてます。

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